近くのため池に鴨が泳いでいた。冬が近づくとやってくる。

こどものころおじさんが空気銃の猟で獲った鴨を持ってきてくれて、それを鍋にして食べていたことを思い出す。今かわいい鴨の姿を見ていると、目の前にいる鴨たちを獲って食べる気にはならない。

鴨は渡り鳥で、毎年迷わずに目的地まで、それも長距離を飛んでくるらしい。ネットで調べてみると、そんなことができるのは「体内時計と太陽の位置の利用説」「地磁気説」、また、量子力学の「量子もつれ」を利用している説などがあるらしいが確かなことは分かっていないらしい。

人間には到底まねできないことは確かだ。