猿の惑星 創世記 プレリュード

リラックスタイム

 映画「猿の惑星 創世記」の中で、(人間側の)主人公が自分で開発したアルツハイマー治療用の試験薬ALZ112を持ち出して、アルツハイマー型認知症の自分の父親に投与する場面があります。人体実験です。元音楽教師だった父親は投与され一晩でよくなって、以前のようにピアノを弾くことができるようになります。いくらいい薬でも一晩で認知症が改善されるのは現実にはないでしょうが、映画だからOKです。

 その時父親が忘我の状態でひく曲が、バッハ作曲の「平均律クラヴィーア曲集 第2巻、第15番 プレリュードとフーガ BWV 884 ト長調」のプレリュードです。

 素人の私が聞いても演奏が難しそうな曲です。父親役を演じた俳優は本当に自分で弾いているのだろうか、それともだれか別の人が弾いているのか、と思いながら見ていました。

 この薬で人間並みの知能になった猿ですが、猿が果たしてバッハのような芸術も理解できるようになるのだろうかと考えてしまいました。