戦場のピアニスト ショパン 遺作

リラックスタイム

 映画「戦場のピアニスト」の冒頭に流れるのは、ショパンのノクターン(夜想曲)第20番 嬰ハ短調です。この曲は、映画の終わりのほうでも流れていました。

 美しくて何となく悲しい曲だなと思っていましたが、映画を見てからはこの曲を聴くたびに、映画のいろいろな場面が思い出され、胸が締め付けられます。戦争で殺しあう人間の愚かさと、美しい世界を表現した音楽の対比が心に残ります。

 終盤主人公シュピルマンがドイツ軍将校ホーゼンフェルト の前で弾いたバラード第一番も心に残りました。この将校は、ユダヤ人のシュピルマンに食料を与えるなどし生き延びていく手助けをしましたが、その後ソ連軍の捕虜となり、1952年に捕虜収容所で亡くなったということです。